2016年4月30日土曜日

2016年度事業「ごっこ遊びをご一緒に」

2016年度「地域」と「劇場」のかかわりについての事業展開
2016年度主催事業「ごっこ遊びをご一緒に」

「市民一人ひとりが主人公になれる場」を理念に、地域に暮らす皆さんが、自分たちの思いから文化活動に関わったり、創作体験に取り組める「市民の館(やかた)」として、さまざまなプログラムを実施してきた茅野市民館。その成果が、開館10周年を迎えた2015年秋、市民創作の舞台公演(縄文アートプロジェクト「となりの縄文人」)として結実しました。

2015年度事業「クリエイティブパートナーになろう 連続講座」の1~3月で感じた萌芽をもとに、次の10年への新たなスタートとなるこの2016年度は、さまざまな人が体験を通じて互いの個性を受け容れ、それぞれの役割に共感をもって表現活動や創作活動を楽しむことを目指したい…と考えました。そこで、「成人計画」で皆さんからいただいた事業提案のアイデアを組み込み、「地域」と「劇場」のかかわりについて年間通した事業を実施することになりました。全体ファシリテーターの柏木陽さん(NPO法人演劇百貨店代表/演劇家)、企画制作のNPO法人サポートC市民担当者、茅野市民館指定管理者 地域文化創造のスタッフが集まり、4月30日(土)に顔合わせのミーティングを開きました。

4月30日の顔合わせミーティングより
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ミーティングで出た意見
「外に出て新しい人たちと出会いを求める」
「劇場の敷居をさげる」
「作り手の見方を変える」
「事業提案(萌芽)の中から花が開く環境を整える」
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まずは、事業提案者やこれまで市民館事業に参加してきた皆さんが集まって語り合う場を設けようと、5月9日(月)にオープンサロン開催に向けた準備会を実施。ちょうど5月28日(土)に2017年度事業の検討に向けた事業提案プレゼンテーション「よりあい劇場」 http://www.chinoshiminkan.jp/info/29yoriai.html を開催することが決まっていたため、同日・同会場の夜に開催することに。名称を、オープンサロン「今年の提案事業について考える会」としました。
http://www.chinoshiminkan.jp/ccc/2016/0528.html

「創作の第一歩は“ごっこ遊び”だよね」「まず試しにやってみて、そこから感じたことを深めていくようになったらいいね」「いろんな人がかかわれたらいいね」「カタカナは避けて、親しみやすいのがいい」…という意見から、事業名は『ごっこ遊びをご一緒に』となりました。

5月9日のオープンサロン準備会