2016年12月23日金曜日

「3日で舞台をつくっちゃおう!」遊びの達人編[1日目]

「3日で舞台をつくっちゃおう!」遊びの達人編
2016年12月23日(金・祝)24日(土)25日(日)
遊びの達人 ディレクション:柏木陽(演劇家)明かり:西村充(茅野市民館コアアドバイザー)、音:片岡祐介(音楽家)

舞台づくりの最初から本番までをお試しした 「2日で舞台をつくっちゃおう!」のスペシャル版。音や明かりなどの「遊びの達人」の舞台づくりを、間近で体感する企画が始まりました。

[1日目]
達人たちと顔合せをし、舞台のモチーフとなる絵本決め、イメージビジョンの共有をしました。

始まりました!まずは企画制作NPO法人サポートCの担当、五味さんから、達人のみなさんのご紹介です。演出:柏木さん&CCC辻野社長、明かり:西村さん&CCC藤森さん、音:片岡さん&CCCげしょさんです。
柏木さん「今回は勝手にこっちで話して、作業します。聞きたいこと、見たいとこ、見に来てください。こちらから「今こうですよ」とは言わないけれど、その都度口はさんだりしていただいてOKですよ。」
モチーフは絵本。クリスマスっぽいの、言葉があんまりないの、不思議なの、昔話、へろへろな話、などなど。みなさん、まずはぱらぱらと見ています。柏木さん読み聞かせで盛り上がり。照明的にはどれがいい?音だったら?質感は?










ひととおり検証して、3冊のモチーフが決まりました。明かりの達人いち推しの静かな夜のはなし。音の達人いち推しのわーーっといって「ん?」というリズミカルな話。もうひとつは参加者のみなさん推し。絵本の世界観を考えてみる。

音の達人いち推し=①は、大事なのは絵と構造かな。リズムと音がイメージできる。わさわさしたものがあって、なんか乗ってぷっぷか通りすぎるとか。

明かりの達人いち推し=②は、声も音も聞こえないような誰にも気づかれないような世界観。夜の気配。明かりやステージングが先にできたほうがいいかな。音も、音があるからこそ静か、みたいなの。

参加者のいち推し=③は、説明がないとわからないかな。いわゆる演劇の脚本に近いかな。役者が大事な感じ。物語の特性でつくり方が変わってくるね。

「気配」引き出すもの。みなさんが出演してもよいよね。②はダンサーひとり。①はむちゃくちゃやる人がわいわいたくさんいるといいね。③はいろんないらないものを持ってきて、つくったりしたい。

ちなみに、今回は舞台美術の達人はいないけど、いろいろ面白い方がいますよね。西村さん「舞台美術があってこその照明。それくらい大事。」

動くもの。たとえばモチカバにこんなのがあるよ。
参加者「牛、連れて来れば。使っても使わなくても」達人「連れてきたら、牛のためそれは使わないと」「でも一理あるんですよね、本物。でもそれを登場するものに仕立てるのはこっちの手腕にかかってくるんだよね~」
これとか、
これとか、なんか面白く使えそう。
明日はけっこう時間かかるかもね。…じゃあ、みなさんも妄想してきていただいて、逆にアドバイスいただくと、取り入れられることがあると思います!本日終了~!
達人たちのアフタートーク。そもそもの話がたくさん繰り広げられています。クリエイション、発表、発表後のトークでどんな風に伝えられるか。あーー、高校演劇の子たち、すっごい体験してほしい!こんな話聞けないよう!!

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